【PR】スカパーとDAZNの利用者によるリアル体験比較

スカパーとDAZNを徹底比較!利用歴20年以上で感じた本音とは?

スカパー対DAZN

今回の記事は「スカパー」と「DAZN」のどちらにするか迷っている人に向けて、それぞれの違いを13の項目で比較して解説します。

ジャンルとしてカブっているのは「プロ野球」と「F1」なので、スカパーとDAZNで迷っているという人はこのどちらかのスポーツのファンというケースが多いですよね。

そこで、プロ野球とF1の大ファンで、しかもスカパーとDAZNのどちらも契約している管理人が、実際に利用して感じていることを中心にファン目線で2つのサービスの違いをまとめてみました。

スカパーは20年以上、DAZNは3年以上利用したうえでのリアル経験談になっているのでぜひ参考にしてください。

1.視聴するには何が必要?

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  • アンテナ&CS対応テレビorレコーダー
  • 光回線テレビの契約
  • ケーブルテレビの契約
  • インターネット回線
  • ひかりTVの契約
  • ケーブルテレビの契約

スカパーは「アンテナを設置する」「光回線テレビ(フレッツ・テレビ系)」「地元のケーブルテレビ」のいずれかの方法で、基本的にテレビで視聴します。

アンテナは、アパートやマンションなら設置してあることも珍しくないですし、自宅に設置する場合でも工事費込みの無料キャンペーンを実施していることが多いですね。

また、スカパーはアンテナがないと見られないというイメージが強いですが、光回線テレビやケーブルテレビでも視聴はできます。

DAZNは基本的にスマホやPCで視聴するため何らかのインターネット回線が必要です。

スマホ(の回線)だけでも見られますが、通常モードで1時間1GB以上のデータ量を消費するので、一般的なプランだとすぐに上限に達してしまうはず。

できれば光回線など無制限で使えるインターネット環境にしたほうが安心・快適に楽しめるでしょう。

また、スカパーと同じように光回線テレビ(ひかりTV)やケーブルテレビ経由で見ることもできます。

2.テレビ・PC・スマホで見られる?

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  • テレビで視聴するのが基本
  • 「スカパー番組配信」を利用すればスマホ・PC・タブレットでも視聴可能
  • スマホ・PC・タブレットで視聴するのが基本
  • テレビで見る場合は「Fire TV Stick」などのデバイスか別契約が必要

スカパーは、BS・CS放送をテレビで見るのを基本として、インターネット回線用には「スカパー!番組配信」という動画配信サービスを提供しているので、スマホ、PC、タブレットでの視聴が可能です。

「スカパー!番組配信」では全ての番組を配信しているわけではありませんが、プロ野球中継とF1中継は配信しています。

DAZNは、インターネット回線を使ってスマホ、PC、タブレットで見るのが基本になりますが、「Fire TV stick」「chromecast」など別売りのデバイスを用意すればテレビでの視聴も可能です。

もちろん、ひかりTVやケーブルテレビ経由での契約をすればふつうにテレビで見ることができます。

3.月々の料金はどのくらい?

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  • 基本料金429円
    +チャンネル・セット料金
  • スカパー動画配信はチャンネル契約者無料
  • 月々約2,667円~4,200円

スカパーの料金は「基本料429円」+「チャンネル・セット料金」によって決まります。

1チャンネル1,000円前後に設定されていますが、「基本プラン(50ch)3,960円」「セレクト10(10ch)2,860円」などのセット料金がお得なので、セットで契約するという人が多いです。

12球団全ての試合が観戦できる「プロ野球セット」は4,054円、オールセッションのF1中継が観られる「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」は単品で1,320円になっています。

DAZNは基本料やチャンネルごとの料金がなく、契約者全員がすべての配信番組を見られるというシンプルな料金プランになっているのが特徴です。

プロ野球は11球団の試合、F1はオールセッションの配信がされていて、もちろん契約すればどちらも楽しめます。

ただし、支払い方法や申込先によって月々の支払額が実質2,667円~4,200円とバラバラなのはいただけません。

料金プラン自体はシンプルですが、申込先によって利用料金がかなり違うので注意が必要です。

ちなみに管理人は「DMM×DAZNホーダイ」で申込むのをオススメします。

4.画質はどんな感じ?

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  • チャンネル別に4K・HD・SD
  • テレビでの画質も地上波と同等以上
  • ネットの回線速度によりHDまで4段階
  • スマホやPCで見るには問題ないレベル

スカパーの画質はチャンネルによって4K画質(4K画質)、HD画質(ハイビジョン画質)、SD画質(標準画質)に分かれています。

4Kは専用チャンネルで、それ以外は90%以上のチャンネルがHD画質での放送です。

DAZNの画質はインターネットの回線速度によって2.0Mbps(標準画質)、3.5Mbps、6.0Mbps、8.0Mbps(ハイビジョン画質)の4段階で設定されます。

公式サイトではテレビでの視聴は6.0Mbps以上の速度を推奨していますが、正直、8.0Mbps以上の回線速度で見ても40インチ以上のテレビだと画質はイマイチ。

数字上はどちらもHD画質で見られるということですが、少なくともテレビで見る実際の画質(映像)は明らかにスカパーの方がキレイです。

具体的には、スカパーは地上波のテレビとまったく同じかそれ以上、DAZNは地上波のテレビ画像よりちょっと劣るといった感じでしょうか。

まぁ、DAZNは基本的にスマホやPCで見ることが前提になっているので仕方がない部分もありますね。もちろんスマホで見るぶんにはまったく問題ありません。

ちなみに、スカパー動画配信の画質は、DAZNより落ちますがスマホで見るには十分です。

5.どんな番組が見られる?

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  • BS・CSチャンネル合わせて130ch以上の番組が視聴可能
  • 地上波テレビのようにチャンネルごとに時間帯で番組を放送
  • 試合中継を中心に12種類以上のスポーツ番組が視聴可能
  • ライブ配信とYouTube感覚のオンデマンド配信

スカパーは、好きなジャンルのCS・BSチャンネルの契約をするというのが基本で、チャンネルは130ch以上あるので見られる番組は無数にあると言っていいでしょう。

具体的には、例えばF1を観るために「フジテレビNEXT」だけの1チャンネル契約をしたらフジテレビNEXTで放送している高校バレー、ゴルフ、ルヴァン、バラエティなどの番組を見ることができます。

スカパーは1つ1つの番組ではなくチャンネルで契約するので、そのチャンネルで放送している番組は全て見られるんですね。

「プロ野球セット」の契約だったら、セットに組み込まれているチャンネルはCS・BS合わせて15ch以上あるので、単純にテレビのチャンネルが増えて15ch分の番組が見られるようになると考えればいいでしょう。

DAZNは試合の中継を中心とした12種類以上のスポーツ関連番組が配信されていて、12,000以上あるとも言われているコンテンツは契約者全員が視聴できます。

サッカー、プロ野球、F1などのジャンルでは選手へのインタビューや試合の振り返りなどオリジナル製作の番組が配信されているのもDAZNのポイントですね。

DAZNではこれらのコンテンツを「生中継(多少遅延あり)のライブ配信」と「好きなときに好きな番組が見られるオンデマンド配信」で見られます。

6.オフシーズンに利用休止できる?

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  • 一部の例外を除き比較的カンタンに利用休止はできます
  • DAZNとの直接契約に限り利用の一時停止ができます

最近のF1はレース数が増えたのでオフシーズンが短くなっていますが、それでも3ヶ月くらい。プロ野球もペナント終了からキャンプインまで3ヶ月くらいはあります。

他のスポーツファンも含め、このくらいの期間があるとさすがにオフシーズンの間は利用を休止(支払いを休止)したくなりますよね。

結論から書くと、「スカパーは一部の例外を除き」「DAZNは直接契約に限り」オフシーズンの間に利用を休止することができます。

まずスカパーの場合は、契約の休止という手続きはありませんが、解約をして1年以内なら「再加入」の手続きをすることで同じ契約内容(B-CASカード)での再開が可能です。

なので、オフシーズンに入る前に解約をしてシーズンインとともに(1年以内)再加入の手続きをすれば実質的に利用を休止することができます。

オフシーズンの度にこれを繰り返してもペナルティなどはないのでこの方法で利用休止しましょう。

例外的に「プレミアムサービスでレンタルチューナーを利用している」「料金の支払いが遅れている」場合は解約・再加入ができません。

DAZNでも最大6ヶ月間の「一時停止機能」がありますが・・、

DAZN for docomo、iTunes決済、Amazon決済、モバイル決済、年間プランなどでDAZNを利用しているユーザーは一時停止機能が使えません。

そして残念なことに一時停止機能を使えない条件は他にもたくさんあります。

逆に、DAZNでは、月間プランで直接契約しているユーザーしかオフシーズンの間の利用休止ができないと考えた方がいいでしょう。

ちなみに管理人は、オフシーズン企画という策略にまんまとハマって(笑)、スカパーもDAZNもオフシーズンに利用休止していません(スカパーはチャンネル数を絞る)。

とくにDAZNのオフシーズンは毎年楽しみにするくらいコンテンツが充実しています。

7.番組の録画や保存はできる?

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  • スカパーはレコーダーやディスクに録画・保存ができます
  • DAZNでは録画したりディスクに保存することはできません

スカパーは、放送した番組を地上波のテレビ放送とまったく同じようにレコーダーに録画(予約録画)したりブルーレイやDVDにダビング保存ができます。

また、対応テレビやチューナーがあれば外付けハードディスクへの録画もできるので、ほぼ地上波と同じ感覚で利用できると思っていいでしょう。

1つだけ違うのは、地上波の場合は10回までコピーできます(ダビング10)が、スカパーは基本的にコピーワンスでの放送になるのでダビングは1回限り(ムーブ)という点です。

一方のDAZNは、配信されている番組を録画したり保存することはできません。

試合中継などは一定期間(1週間から1ヶ月)配信されるので見たいときに見られますが、お気に入りの番組を永久保存版として残したりはできないということです。

逆に、リアルタイムで見られない番組をわざわざ予約録画する必要がないというのはDAZNならではのメリットといえます。

8.追っかけ再生・見逃し配信は?

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  • レコーダーに録画すれば追っかけ再生はできます
  • 予約をしなくても追っかけ再生・見逃し配信が見られます

スカパーでは地上波のテレビ放送と同じように、レコーダーに予約録画すれば放送中から追っかけ再生ができますが、システム上、見逃し配信という機能はありません。

ただし、スカパーを契約すると無料で視聴できる「スカパー!番組配信」では番組によって見逃し配信があります。

プロ野球の試合やF1のレースは、その日の深夜や翌日に再放送されることが多いので、「再放送」「録画」「スカパー!番組配信」をフル活用できるのはスカパーの大きな強みです。

DAZNは元々がオンデマンドの動画配信なので、予約などをしなくても見逃し配信がありますし、追っかけ再生で試合やレースを観ることもできます。

録画・保存はできませんが、その代わりに予約の手間が掛からないのがDAZNの持ち味。

ただし、追っかけ再生にちょっとしたコツがいるのと、見逃し配信の提供期間がプロ野球の試合は約1週間、F1のレースは次GPまでで終わってしまうところが残念ですね。

9.遅延はどのくらいあるの?

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  • 放送衛星からの電波を直接受信するので基本的に遅延はありません
  • インターネット回線を利用するため遅延があります

スカパーは基本的に遅延はありません。

具体的には、例えばプロ野球の中継を地上波とスカパー(BS・CS)と交互に見ても違いは分からないくらい。

厳密に言えば、地上波・BS放送・CS放送でそれぞれ比べたら多少のタイムラグはあると思いますが、気になるほどの差はないでしょう。

まぁ、どちらかというと遅延の問題が気になるのはDAZNの方ですよね。

これはハッキリ言って、噂のとおり(?)実際に利用していても確実に遅延があることは分かります。

DAZN公式サイトの遅延に対する説明がこちら。

DAZNはインターネットを通じて試合を配信しているため、お客様のインターネット環境によっては10秒〜15秒ほどのタイムラグが発生する可能性がございます。あらかじめご了承ください。

「お客様のインターネット環境によって〜」とありますが・・、実際にはどんなに完璧な環境を整えても地上波に比べれば遅延は生じるはず。

さらに、実はDAZNの遅延は番組ごとにも違いがあって。

プロ野球中継では球団ごとに契約上の決まりで敢えて遅延をさせているんですね。とくにタイガースは5分くらいに設定されているようです。

ただし、遅延のことが気になるのは特定の使い方をしている人だけともいえます。

例えば、友達と一緒にZOOMなどでリモートの応援をしたり、SNSなどにみんなで書き込みをしながら観戦するといった使い方をする人。

つまり、地上波やスカパーとDAZNのユーザー同士でやり取りをする人にとっては切実ですが、家庭内で観戦している人にとって遅延はそれほど大きな問題ではないでしょう。

逆に、もし気になる場合はスカパーしか選択肢がないくらいの遅延があることもたしかです。

10.1時間の通信量はどれくらい?

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  • テレビ・PCは最高画質で約1.9GB、最低画質で約0.05GB
  • スマホは最高画質で約0.89GB、最低画質で約0.23GB
  • 公式サイトで数字は公表されていませんが、節約モードで約0.45GB

スカパーも、DAZNと同じようにインターネット回線によるオンデマンド配信(旧スカパーオンデマンド)を提供しているのは意外と知られていません。

2021年10月に名称が「スカパーオンデマンド」から「スカパー!動画配信」に変わってさらに地味な存在になりましたが、例えばプロ野球セットで契約していれば、スマホやPCでも試合中継は観られます。

そのときに掛かる通信量はスカパーの公式サイトに記載されていて、

それによると、1時間当たりの通信量は、テレビ(FireTVなど)・PCでは「最高画質のHD(1080p)」で約1.9GB ~「最低画質(180p)」で約0.05GB。

スマホの場合は、「最高画質(720p)」で約0.89GB ~「最低画質(360p)」で約0.23GBとなっています。

DAZNの公式サイトでは、節約モードに設定すると1時間辺りの通信量が約450MB(0.45GB)になるとの記載はありますが、スカパーのように細かい数字は公表していません。

ただし、DAZNを実際にスマホで視聴すると、通常モードで1時間あたり1.2GBくらい。スカパー動画配信より気持ち消費量が多いくらいですかね。

まぁ、YouTubeが「1080p」で約2GB、「720p」で約1GBと言われていますので、結局スカパーもDAZNもスマホで動画を見るとだいたいそのくらいに落ち着くのだと思います。

とりあえず細かい数字なども紹介しましたが、実際にスマホでスカパーやDAZNを見るときは基本的に「1時間=1GB」くらいが目安と覚えておけばいいでしょう。

11.使い勝手はどっちがいい?

ちょっと基準が曖昧になるのであくまでも個人的な感想になってしまいますが、ここでは実際に利用していて気になることを紹介しようと思います。

追っかけ再生

管理人は、仕事の都合上ほとんど野球中継を試合開始から観戦できないので、途中から追っかけ再生をして観ることが多いんですが、

その際は、地上波用にも使っているレコーダーにスカパーの放送を予約録画して、そのレコーダーの追っかけ再生機能で観戦します。つまりスカパーを使います。

DAZNにも追っかけ再生機能はあるんですが、これがかなり厄介で。

追っかけ再生するために番組を選択すると一旦ライブの映像が流れちゃうんですよ。

なので、追っかけ再生をするときは、まず音を消してからなるべく画面を見ないように動画のスライダーを最初まで戻さなくてはいけないという。

テレビの場合、音を消してから早戻しでこれをやることになります。

コツがいるというか、スコアを見ないように毎回ハラハラするのがイヤなので、追っかけ再生で観るときはどうしてもスカパーを使っちゃいますね。

スカパーの動画配信サービスの『スカパー動画配信』で追っかけ再生をするときは、再生する前に「最初から見る」「LIVE位置から見る」のどちらか選択できるので、DAZNもこれを見習って欲しいと思います。

まぁ、いずれはDAZNも対策をするかもしれませんが、現状ではDAZNの追っかけ再生はとても使いづらいです。

スキップボタンの秒数

それと、これは細かいことなんですが、スキップボタンの秒数の設定が微妙な件。

「今のプレイをもう一度見たい」など、場面をちょっと戻したいときに使うスキップボタンですが、その設定がDAZNは送り戻しそれぞれ30秒、スカパー動画配信はそれぞれ15秒に設定されています。

もちろんこれは個人の好みの問題かもしれませんが、30秒ってちょっと長いと思うんですよね。

スキップしてから見たいシーンまで意外と間延びするというか。

個人的にスキップ時間はやっぱり10秒くらいの設定がいいと思います。先送りも連続で何回か押せば済むし。

ちなみに、テレビ用デバイスのAmazon Fire TVは(Fire TV以外は使ったことないですが)スキップ機能も使えないし、早送り・早戻しも使いづらいと感じますね。

ということで、やはりテレビでもスマホでもスカパーの方が使い勝手がいいと思います。

12.F1観るならどっちがオススメ?

F1の中継は、スカパー(フジテレビNEXT)とDAZNのどちらも練習走行・予選・決勝のオールセッションを観戦できますが、実際に利用したときにどんな違いがあるのか。

ここではそれぞれの特徴を紹介してF1を観るときの満足度を比較してみましょう。

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  • 大画面でも映像がキレイ
  • 録画ができる
  • F1GPニュースがある
  • 過去のGPの放映もある
  • 解説は玄人好み
  • F1ZONEで4アングルの画面で観られる
  • F2とF3も観られる
  • F1関連の映画やドキュメンタリー
  • DAZN独自のコンテンツがある
  • 解説はどちらかというと初心者向き

DAZNの特徴

DAZNの1番のポイントは、何と言っても『F1 ZONE』という4つに分割された映像を1画面で見られるコンテンツがあること。

画面は「メインの国際映像」「オンボード」「タイミングモニター」「トラックポジション」の4つで構成されていてそれぞれの映像を同時に見られます。

F1 ZONEはDAZNの最大の売りで、とにかくいろんな媒体で絶賛されていますよね。

DAZNのF1ZONE

でもこれ、実際に利用すると4つの映像をダラダラ流しているだけだからハッキリ言って全然面白くありません。

DAZNの契約前はワクワクしてましたが、いざ使ってみると、4つの画面は切り替えができないし、見たいドライバーをフォローできるわけでもない。しかもスマホやiPadで見ようとしても拡大ができないから、タイミングモニターなんて小さくて見えないという。

最低でも「iPadでライブタイミングを確認しながらテレビで国際映像を観る」といった使い方はできると思っていたので個人的には期待外れでした。

もちろん、これはこれで4つの画面をそれぞれ同時に楽しみたいという人には良いコンテンツだとは思いますが…。

それより、「アイルトン・セナ 音速の彼方に」「Legend of F1」など有名どころの映画やドキュメンタリー、「F1ラボ」や「角田裕毅の密着」といったオリジナルのコンテンツを配信しているので、そちらの方が価値があるかも。

スカパーのオリジナルコンテンツといえば「F1GPニュース」くらいなので、DAZNはレース以外の楽しみがけっこう多いと思います。

あと、実況・解説陣のトークの傾向はやや初心者向きですかね。

スカパーの特徴

スカパーの特徴は何と言っても大画面テレビでも映像がキレイなところ。

F1を観るときは、おそらくなるべく大きめの画面で観るという人が多いと思いますが、そうなるとやはりCS放送のスカパーは圧倒的に有利です。

もちろんDAZNも、大画面で見たいくないというほど画質が悪いわけではありません。

というより、気にせずふつうに観戦できるレベルですが、やはりスカパーと比べるとどうしても見劣りしちゃうんですよね。

なので、大画面で「走りの迫力を楽しむ」「メカの細部までチェックする」というF1ならではの楽しみ方を考えると、それだけでスカパーは価値があります。

あと、昔から言われているDAZNの映像のカクカクやフリーズはいまだになくなりません。

ネット環境にもよると思いますが決勝が21時くらいで回線が混み合う時間帯というのも良くないんですよね。スカパーはこれがないから助かります。

もう一つ、スカパーの大きな魅力は録画ができること。まぁ、録画ができるというより “レース映像を保存できる” というところがポイントです。

レース映像を永久保存版で残したいと思っていたら自ずとスカパーの一択になります。

実況・解説に関しては、もう、川井ちゃんの解説をどう思うかにつきますね。

好き嫌いが分かれると思いますが、川井ちゃんの解説はかなり細かいところまでフォローするのでやっぱりレースの裏側まで知ることができて面白い。

レースの翌週に放映される「F1GPニュース」はさらにレースを深く掘り下げるので、すべての答え合わせができて二度おいしいといった感じです。

もし実況・解説を聞きたくない場合は、レース音だけの現地音声を選択できるのもスカパーの強みですね。

ということで、スカパーとDAZNそれぞれの特徴を少し細かく説明してきましたが、F1観戦ならどちらがオススメか?

これは、DAZNのレース以外のコンテンツも魅力ですが、F1そのものを楽しむ上では「映像がキレイ」「録画ができる」「解説が詳しい」といった特徴のあるスカパーの方がF1を満喫できると思います。

13.プロ野球観るならどっちがオススメ?

プロ野球観戦がメインという使い方の人はスカパーとDAZNのどちらで契約するべきか?

ここではそれぞれの特徴を紹介してその満足度を比較してみましょう。

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  • 12球団全試合の観戦ができる
  • 2軍の試合も観戦できる
  • プロ野球ニュースが見られる
  • 大画面でも映像がキレイ
  • 録画ができる
  • スカパーより料金が安い
  • DAZN独自のコンテンツがある
  • 見逃し配信がある

パ・リーグチームのファンでも…

まず前提として、「パ・リーグチームのファン」「野球中継はスマホで観る」という2つの条件に当てはまる人は、おそくスカパーかDAZNかで迷ってはいないと思います。

というのも、パ・リーグチームのファンで、野球中継をスマホで観る人ならすでに「パ・リーグTV」「ベースボールLIVE」「楽天TVパ・リーグSpecial」などで楽しんでいる可能性が高いから。

少なくとも、パ・リーグチームのファン(パ・リーグの試合を観るだけ)なら割高になるDAZNという選択肢はないでしょう。

ただし、パリーグのファンでも「野球中継はテレビで観たい」「大画面でもキレイな画質で観たい」「録画をして永久保存版を残したい」という人はスカパーにする価値はありますね。

大画面テレビでも選手の動きの1つ1つが鮮明に見えて、しかもお気に入りの試合を永久保存版で残せる。

これは動画配信サービスにはないスカパーだけのメリットですから。

DAZNの値上げでスカパー有利!?

セ・リーグにはパ・リーグTV等のコンテンツがないので、スカパーとDAZNで迷っている人はおそらくセ・リーグチームのファンというケースが多いと思います。

という前提で選ぶなら、そのポイントになるのは何と言っても広島カープ問題(?)です。

スカパーとDAZNの1番の違いはDAZNは広島カープの主催試合は配信されないことなのでこれをどう考えるか。ここがポイントになります。

これはよく言われているDAZNの最大の弱点で・・、

放映権などの大人の事情により、DAZNではマツダスタジアムで行われるカープ戦は配信されません。

なので、応援しているチームのカープとのビジター戦(年間で12.3試合)は観戦できないということになります。

DAZNは年間143試合のうち12.3試合は観戦できませんし、料金的にもそれほど安くはありません。

スカパーは、「プロ野球セット」で契約するとパ・リーグも含めて全ての試合を観戦できて月額4,483円。

DAZNは、プロ野球だけで考えると(申込先にもよりますが)3,000円はちょっと割高に感じますね。

あとは、先にも書きましたがスカパーは「野球中継はテレビで観たい」「大画面でもキレイな画質で観たい」「録画をして永久保存版を残したい」というメリットもあります。

この辺りを考慮してどちらにするか決めればいいと思いますが・・、

個人的には「もし月額4,483円ならなんとかなる」なら、DAZNが値上げしたこともあり、スカパーの方が断然コスパが高いのでオススメです。

スカパーでは「スカパー動画配信」で他の動画配信サービスと同じようにスマホやPCでも視聴できるし、ファームの試合がほぼ観戦できるのも魅力ですね。

まとめ

ということで、13の項目に分けて体験談を元にスカパーとDAZNの比較をしてきました。

人それぞれ比較したいポイントは違うと思いますが、全体を通して考えると、DAZNは値上げしたことによって以前のような優位性がなくなったという印象です。

月額1,925円だった頃はスカパーよりかなり安く感じていましたが、月額2,667円~4,200円となるとちょっと微妙になってきます。

もし、F1観戦だけならスカパーの勝ち。

プロ野球観戦は「スカパー:4,483円」なので、以前は2倍以上の金額差があったことを考えるとDAZNのコスパはかなり低くなってしまいましたね。

ただし、スカパーとDAZNを比較するポイントや選ぶときの決め手は必ずしも料金だけではないと思います。

そこで最後に、ここまで説明してきたスカパーとDAZNの特徴から、それぞれ「どんな人がに向いているか」を簡単にまとめてみました。

『スカパー』はこんな人に向いている
  • テレビで観戦するのが好き
  • 大画面で見るから画質にもこだわりたい
  • お気に入りは永久保存版で残したい
  • 光回線などの使い放題のネット環境がない
  • スポーツ以外にもいろんな番組が見たい
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【スカパー】公式サイト

『DAZN』はこんな人に向いている
  • スマホやPCで観戦することが多い
  • なるべく安く利用したい
  • いろんなスポーツの試合が見たい
  • 見逃し配信で好きなときに見たい
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【DAZN】公式サイト

スカパーでは、チャンネル契約者がスマホやPCでも利用できるように「スカパー!番組配信」という動画配信サービスを無料で提供しています。

メインとなるBS・CS放送のサブ的なサービスということもあり、スカパー番組配信では全ての番組が配信されているわけではありませんが、

このサービスがあることで、「スマホでいつでもF1やプロ野球を見られる」という利便性の面でスカパーとDAZNに差がなくなるのは大きいです。

スカパーは20年以上利用してとくに不満もなく楽しめている一方で、DAZNは今回の値上げでかなりコスパが下がってしまったと感じています。

管理人は「DAZN for docomo」で利用していますが、正直、「月額3,000円だと利用する価値はないのかなぁ~」というのが本音です。

追記:そしてついに24年1月いっぱいで「DAZN for docomo」を解約してしまいました。