24年1月までは「DAZN for docomo」を利用していましたが、2月からのDAZNの値上げをきっかけに解約して「DMM×DAZNホーダイ」に乗り換えました。
DMM×DAZNホーダイは、月々プランで料金がDAZN公式の4,200円より720円安い3,480円。
しかも「DMM TV」が見放題になるという。
Jリーグやプロ野球、F1観戦などでどうしてもDAZNが必要という人にとっては神プランです。
そんなDMM×DAZNホーダイを利用してから3ヶ月以上が経ちました
そこで今回は、利用して分かったことをまとめてレビュー記事を書きたいと思います。
DMM×DAZNホーダイに興味あるけど「DAZNはちゃんと見られる?」「どんなコンテンツがあるの?」「デメリットは?」といった疑問がある人はぜひ参考にしてください。
DMM×DAZNホーダイのデメリットは?
まず最初に「DMM×DAZNホーダイのデメリットは?」という疑問に答えます。
DMM×DAZNホーダイの公式サイトを見ると、月額3,480円だし、DMM TVは見放題だし、縛りがない月間プランだし、良いことばかり書いてあるから「本当なの?」と疑いたくなりますが、
これ、全部本当です。
でもデメリットもあるでしょ?と聞きたくなると思いますが、一応デメリットとも言える点が2つだけあります。
- DAZNの年間プランの契約期間が残っていたら無駄になる
- DAZN公式の年間プランより高い
ただし、2つともデメリットとまではいえない、とくに2つ目はむしろメリットにもなるので簡単に説明します。
まず、1つ目の「DAZNの年間プランの契約期間が残っていたら無駄になる」は、そもそも今の時点で公式の年間プランの契約をしていなければ一切デメリットにはなりません。
もちろん契約中でもDMM×DAZNホーダイに乗り換えることはできますが、さすがにそんな無駄なことをする人はいないでしょう。
もし年間プランの契約をしたばかりなら、契約が終了するまで長い道のりになるのがデメリットといえばデメリットですね。
2つ目の「DAZN公式の年間プランより高い」は、実は考え方次第ではデメリットにはなりません。
プラン | 年額 | 月額(換算) | 年間(月間) 割引額 | 途中 解約 |
---|---|---|---|---|
「DAZN Standard」 月間プラン | 50,400円 | 4,200円 | 0円 | 〇 |
「DAZN Standard」 年間プラン(一括払い) | 32,000円 | (2,667円) | △18,400円 | × |
「DAZN Standard」 年間プラン(月々払い) | 38,400円 | 3,200円 | △12,000円 | × |
DMM × DAZNホーダイ | 41,760円 | 3,480円 | 〇 |
公式年間プランのトータル金額は、一括払いで32,000円、月々払いで38,400円(3,200円×12)です。
これに対してDMM×DAZNホーダイは月額3,480円×12ヶ月=41,760円ですからやっぱり高いですね。
ただし、DMM×DAZNホーダイは月ごとに契約継続する月間プランでいつでも解約できる、つまりオフシーズンの間は解約しておくことができます。
例えば、JリーグやF1はシーズンが長くて10ヶ月くらいありますが、それでも2ヶ月解約していれば3,480円×10ヶ月=34,800円になります。
これで公式年間プランの月々払いより安くなるんです。
もし、プロ野球しか見ないのであればシーズンが4月~10月の7ヶ月だとして3,480円×7ヶ月=24,360円。
実はこれ、「DAZN Baseball」の年間27,600円(月々2,300円×12)より安いんです。
DAZN Baseballは年間プラン月々払いなので年間27,600円の支払い義務があります
まぁ、この辺りをあまり強調しすぎると怒られそうですが、
とりあえずDMM×DAZNホーダイはいつでも解約できて、次の月からでも再契約できるということだけは覚えておいて損はないと思います。
契約する前に思っていた疑問
管理人はDMM×DAZNホーダイの契約をする前に、いくつか疑問に感じていたことがありました。
ここからは、その疑問が、実際に利用してみたらどうだったかを説明していきます。
DAZNはどの割引プランより安い?
これは契約する前に調べて分かっていたことなんですが、ここで改めて公式サイトとの料金の違いを比較してみます。
「年間(月間)割引額」の項目の金額は、公式のDAZNStandard『月間プラン』と比較したときに年間トータルでいくら安くなかです。
プラン | 年額 | 月額(換算) | 年間(月間) 割引額 | 途中 解約 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
「DAZN Standard」 月間プラン | 50,400円 | 4,200円 | 0円 | 〇 | |
「DAZN Standard」 年間プラン(一括払い) | 32,000円 | (2,667円) | △18,400円 | × | |
「DAZN Standard」 年間プラン(月々払い) | 38,400円 | 3,200円 | △12,000円 | × | |
DMM × DAZNホーダイ | 41,760円 | 3,480円 | 〇 | DMM TV付 | |
携帯キャリアセット割 | |||||
docomo (ahamo・eximo・ギガホ) | 50,400円 | 4,200円 | 0円 | 〇 | dポイント 20%還元 |
docomo +Lemino動画990円 | 47,760円 | 3,980円 | △2,640円 (220円) | 〇 | +Lemino代金 |
docomo +ひかりTV | 47,760円 | 3,980円 | △2,640円 (220円) | 〇 | +ひかりTV代金 |
au (使い放題MAX・マネ活) | 35,640円 | 2,970円 | △14,760円 (1,230円) | 〇 | |
au・UQmobile経由 | 49,080円 | 4,090円 | △1,320円 (110円) | 〇 | |
Soft Bank (エンタメ特典) | 50,400円 | 4,200円 | 0円 | 〇 | PayPayポイント 10%還元 |
こうしてみると、やっぱりDMM×DAZNホーダイのお得さが分かりますよね。
この先、プリペイドや年間視聴パスが発売されるかどうか(金額がいくらか)は分からないので、とりあえず今はDMM×DAZNホーダイが最強プランと言ってもいいはずです。
公式とDMM×DAZNホーダイ以外でDAZNの料金が安くなるプランといえば、他にdocomo系・au系・SoftBank系の携帯キャリアとのセット割プランがありますが、
どのプランも、割引額はせいぜい月々200円程度なのでハッキリ言ってショボいです。
唯一お得なのは、実質月々2,970円になる「使い放題MAX・マネ活プラン5G/4G DAZNパック」だけ。
まぁ、auのスマホを利用していてDAZNが必要な人は、すでにこのパックプランで契約しているかもしれませんね
ただし、DMM×DAZNホーダイは、DMMプレミアム会員特典のDMM TV見放題が付いて(4,200円+550円=4,750円)⇒3,480円だからやっぱりお得です。
「DAZN Standard」が本当に見られる?
いまDAZNのプランは、全コンテンツを視聴できる「DAZN Standard」、ボクシングや格闘技を中心に視聴できる「DAZN Global」、プロ野球コンテンツのみ視聴できる「DAZN Baseball」があります。
DMM×DAZNホーダイでは全てのコンテンツが視聴できる「DAZN Standard」での契約になるのですが、契約前は「もしかしたら何かしらの制限があるかも…」と、正直ちょっと不安でした。
でも、これに関してはまったくの杞憂に終わりました。
DMM×DAZNホーダイの申込みをする際に、登録手続き終了後にDAZNと連携画面に進むので、そこで登録をすればすぐにDAZNは視聴できるようになります。
もちろん、テレビ、スマホ、PCのいずれのデバイスからも問題なく「DAZN Standard」で全コンテンツが視聴できます。
DMMTVってどんなコンテンツ?
DAZNの月々の利用料が安くなるだけでなく、DMM TVが見放題になるというのもDMM×DAZNホーダイの大きな魅力の1つです。
そのDMM TVにはどんなコンテンツがあるのかはやはり気になりますよね。
結論としては、NetflixやU-NEXTのような最新のドラマや映画がバンバン配信されることはないので、メインのVODとして考えると物足りないといえます。
まぁ、あちらは月額2,000円クラスですからそれも当然ですし、最初からそれほど多くは求めていませんでした。
ただ、独自配信のコンテンツもありますし、他のVODではレンタルになっているドラマが見放題になっていることも結構あるので、これは嬉しい誤算でした。
しかも、アニメの配信数(5,700本以上)に関しては業界でもトップクラスなので、月額550円という時点で、DAZNは抜きにしてもコスパは高いVODといえます。
普段アニメはあまり見ないので分かりませんが、コンテンツはかなり充実しているようです
実際、Amazonのプライム会員なので今まではドラマや映画はプライムビデオで見るというのが習慣でしたが、最近は結構DMM TVの方でしか配信していないドラマを見るようになりました。
『FANZA TV』も見られるって本当?
これもDMM TVのコンテンツの一部といえますが、『FANZA TV』は大人向けの動画、いわゆるアダルトなやつですね。
結論から書くと、よっぽどマニアックな人でなければ十分以上のコンテンツが楽しめます(!?)
なんと配信数は2,000本以上あるとか。
しかも、毎日新しい作品が追加されていて、同時に配信期限が切れる作品もあるので、コンテンツの内容が少しずつ新しくなっていってるんです。
もちろん世の中にはそっち専門のVODもありますし、FANZA TV自体もアップグレードで配信数10万本なんていうプランもあります。
でも、DAZNやDMM TVのオマケで見られると考えれば、質・量ともに文句はありません。
「さすがに専門のVODを契約するのは恥ずかしい」という人は多いはず。
あくまでもDAZNが安くなるからDMM×DAZNホーダイの契約したけど、一応、見ようと思えばいつでも見られるという控えめな環境が有り難いです笑
本当にすぐ解約できるの?
この疑問に関してはまだ解約していないので答えは書けませんが、まぁ問題なく解約はできると思います。
ただ、オフシーズンに解約するといっても、もしかしたらDMM TVだけは契約を継続するかもしれません。
月額550円でここまで説明したようなコンテンツが見られるのは、なかなかスゴいと思っているので実際どうするか…
あと、DMM×DAZNホーダイの申込みをすると自動的に「DMMプレミアム会員」になっていろいろな特典があります。
その特典の1つがDMM TV見放題なんですが、他に映画のチケット割引きなんかもあるんですよね。
まだ利用したことはありませんが、ユナイテッドシネマ系の映画館で大人1人1回500円割引きになるので、今度使ってみようと思います。
これ、期間内は何回でも利用できるし、1回で4人までOK。
ユナイテッドシネマは有料会員になれば本人は安くなりますが、DMMの特典は本人以外も同じような金額で見られるのでかなりお得です。
例えば家族4人で行ったら1回で1,200円割引きです。
たまに映画を見るという人だったら、1人で1回でも行ったらDMMプレミアム会員の分の月額550円はほぼ無料になりますね。
DAZNの契約は公式よりDMM×DAZNホーダイがいい?
では、JリーグやF1などの観戦をするためにこれからDAZNの契約をしたい人は、DAZNの公式プランよりDMM×DAZNホーダイ経由で契約したほうがいいのでしょうか?
その答えは、「絶対にDMM×DAZNホーダイ経由で契約した方がいい」です。
たしかに年間トータルの支払金額は、DMM×DAZNホーダイが41,760円なのに対して、公式の年間プランなら一括払いで32,000円、月々払いでも38,400円と安くなっています。
ただし、DAZN公式の年間プランは途中で解約しても返金はされません。月々払いでも、月額の3,200円は12ヶ月間支払わないといけません。
まぁ、年間プランの月々払いは38,400円の12回ローンを組むみたいなものですね。
その点、DMM×DAZNホーダイは、あくまでも月間プランだから見るのをやめたくなったら月単位で解約ができます。
つまり、ずっと応援するか分からないといった初心者の人でも1ヶ月から安心して始められるというわけです。
もしDAZNの公式で月間プランを継続しているなら、なるべく早くDMM×DAZNホーダイに乗り換えた方がいいと思います。
逆に、メインで観戦しているスポーツがオフシーズンの間でも、オフ企画や他のスポーツを楽しみたいという人であれば、公式の年間プランの方が安上がりです。
いくらDMM TVが見られるとはいえ、DMM×DAZNホーダイだと無駄になりますね。
DMM×DAZNホーダイが向いているのはこんな人
ここで単純に「DMM×DAZNホーダイ」に向いている人をまとめてみました。
- とりあえずDAZNを試したい
- オフシーズンの間は視聴しない
- Amazonのプライム会員
- 大人向けの動画が嫌いじゃない
とりあえずDAZNを試したい
例えば、「友達にJリーグ観戦に誘われて一気にファンになった」とか「最近見ていなかったけど急にまたF1が見たくなった」といった理由でDAZNの契約をしたい、
でも、いきなり年間プランだと重たいし、かといって月額4,200円の公式月間プランは高いなぁ~と思っている人ですね。
DMM×DAZNホーダイなら1ヶ月から始められていつでもやめられるので、とりあえずDAZNを試してみたいという人はハードルが一気に低くなるはずです。
オフシーズンの間は視聴しない
繰り返しになりますが、DMM×DAZNホーダイならオフシーズンの間は契約しておけば、公式の年間プランよりも安くなります。
一応DAZNでは、Jリーグやプロ野球、F1などのジャンルでオフシーズン向けのコンテンツを配信しています。
まぁ、たしかにオリジナルのコンテンツもありますし、それなりには楽しめますが、さすがに試合やレースの中継と同じ金額を払う価値があるかというと・・
管理人も以前は「DAZN for docomo」にオフシーズンも縛られていたので継続してましたが…
少なくとも今までは、とくに野球のオフシーズンコンテンツは酷かったです。
ということで、試合やレース以外は興味がないという人はDMM×DAZNホーダイが向いています。
Amazonプライム会員
Amazonのプライム会員で、プライムビデオが見られるという人は多いと思いますが、DMM TVはAmazonプライムビデオとの相性はバッチリです。
この前も、Amazonでは1話330円(全話1,650円)のレンタルだったドラマの『下町ロケット』をDMM TVの見放題で見ました。
もちろん、Amazonでは見られるけどDMM TVでは見られないというパターンは多いです。
でも、何年か前に放送されたドラマなどは、DMM TVでは見放題だけどAmazonでは配信してないというパターンが結構あります。
あと、Amazonはキッズアニメが1話しか見られないことも多いですよね?
DMM TVのアニメの配信数は業界でも1位2位を争うほどなので、それも含めてAmazonとDMM TVはお互いのデメリットを補い合っているといえます。
大人向けの動画が嫌いじゃない
ここは多くを語りませんが、男女ともに楽しめる鉄板コンテンツが2,000本以上見放題になるのはかなりお得です。
しかも、日本で契約できるVODの中で、専門VOD以外でそっちのジャンルを扱っているのは他にはU-NEXT(月額2,189円)くらいなので、実はとても貴重な存在なんですよ。
【まとめ】利用して分かった本音とは…
さて、ここまでDMM×DAZNホーダイのことを説明してきました。
最後に、まとめとして利用して分かった本音を書きます。
まぁ、ここまで読んでいただけたら分かるとは思うんですが、DMM×DAZNホーダイは想像していた以上に満足感が高かったです。
少なくとも値上げでDAZNを諦めていた管理人にとっては救世主でしたね。
本当に、デメリットらしいデメリットもせいぜい公式の年間プランの契約が残っている人は残念というくらい。
なので、もしDAZNの契約をするかどうか迷っていたら、まずは1ヶ月、DMM×DAZNホーダイで試してみることをお勧めします。
散々オフシーズンは解約できますと書いてきましたが、正直、DMM TV(DMMプレミアム会員)だけは継続しようかなと思っている今日この頃です。